2015年5月1日金曜日

宗教の本質は感謝

『商売繁盛を願うこと、良縁祈願すること、家内安全を神仏に期待することは、有り難い日常をくださっている神仏に対して「宣戦布告」をしているようなもの。』という小林正観さんの言葉は強烈です。
ひろさちやさんは、これを請求書の祈りといい、祈りは領収書の祈りでなければいけないと言いました。

ここに宗教の本質があると思います。

多くの日常に根付いている宗教は感謝の祈りを捧げます。
しかし、この国では、誰も彼もが、寺社において、自分に都合の良い請求書の祈りしかしませんし、それを宗教と思い込んでいる状態です。
それが日本教だと知ったように言う学者があとをたちませんが、これは本質的に宗教でも何でもない、迷信レベルです。本気で信じていない点で迷信よりも低い次元の行動と言っても過言ではないでしょう。

日本にも本物の宗教者はいつの時代もいました。
その教えを大事にしたい。