2015年5月7日木曜日

人を遠ざける3つの要素

自分がいっぱしに仕事ができて、技術を持って、ということになって出てくる3つの感情がマイナスを呼びます。
仏教でも十重禁戒など、様々な禁戒があり、それらと重なるものもありますが、これは小林正観さんが整理したもの。

「自己顕示欲」「復讐心」「嫉妬」の3つです。

嫉妬と復讐心は、例えば、他人がちやほやされるのを見て快く思わない、気に入らないことをした相手への仕返しを妄想することなど。
自分に置き換えて考えると、嫉妬と復讐心は負け惜しみなど無しであまりピンと来ないです。自分はほとんどない方なのかもしれません。特に嫉妬はあらゆるところで言われますが、自分はどの事例も正直重なりません。

しかし。
自己顕示欲はそうは行きません。
自己顕示欲は外から見て見苦しいものです。
その特筆すべき事実以上に、自分を認めて欲しいという欲求を表現してしまう。顕示すればするほど人物としての評価は落としていくことになるのだと思います。事実が例え優れていても。

自分もこれまでどれだけこのことで醜態を演じてきたか。
真正面からその行動を批判されることがないが故に、気づかないで自己PRなどと正当化してこれを前に出してしまってきたこと数知れず。

「評価」は自分で表現した時点でダメなのだと思います。それは他人がすることであり、場合によっては自分の耳に届かないで終わるものもたくさんあるのでしょうが、そういうものとして諦めることです。

このことは肝に銘じて、今後の人生をやっていきたいと思います。