2015年5月12日火曜日

自我を捨て、「負け犬」にならない

勝ち負けという事実は人間社会には必ず存在し、それ自体を否定するのはナンセンスです。
受け入れなければならないが、これをどこまで引きずらないでいけるかということです。
自分は若い時から常にそうなってしまってきましたが、「負け犬」になってはいけません。

ここでいう負け犬とは、負けたことを悔やみ、「なぜ自分が負けなければいけないのか」と怒り、自分の無能さを呪い、見るも無残に落ち込むこと。

それはとことん暗い。

負けて落ち込むのは、俺が負けるとはそんなはずはない…と思っているから。
裏にあるのは自分の過大評価と自我の塊。

そもそも自分の実力などしれている。我々一人一人など世界から見ればゴミみたいなもの。はっきり言ってどうでもいい存在であることを自覚する。
開き直るという言葉はあまりプラスに使われないが、負け犬にならないのに必要なのは、開き直りです。

スマナサーラ師の「怒りのおさめ方」からヒントを得て。