2015年4月10日金曜日

「怒らない」生き方

まず怒りについての真理、ぶれない定義を踏まえた上で、日常にどう落とし込むかが大切です。

・怒りの人生に喜びはない。文句だらけの不幸な人生になる。
・私は怒った、ということは、私はバカです、と同義。怒るのは無知で、適切な判断もできない愚者であることを知る。
・正しい怒りは存在しない。どんな怒りも正当化できない。
・怒りは、自分の心に生まれる感情(生み出しているのは自分以外ない)。
・世の中の破壊の原因は怒り。
・怒りは「私は正しい、相手は間違っている」という考え方に生じる。
・良かれと思ってやったことに結果が伴わなくても当然と受け止める。自分に都合の良い結果を求めるのは無知。世界はあなたの都合など知ったことではない。
・被害妄想概念が怒りを生み出す。
・その妄想概念の原因は「エゴ(我)」(私は○○である)。
・この世のすべての問題は、この(私は○○である)から生じていると言っても過言ではない。
・怒る人は回りに限りなく迷惑をかけている。強烈な恐ろしい放射能のような波動を発する。
・怒る人間は「面子」を持ち出す。それは醜く、空っぽな人間。
・自分が怒ったと思った瞬間、その自分の心を観察すると怒りは消える。それは鎮痛剤で瞬時に痛みが消えるように、快適なはず。


A.スマナサーラ「怒らないこと」参考