2015年4月17日金曜日

発達課題〜人生の各年代には乗り越えなくてはならない課題がこなせない課題がある

危機的主題、日本では発達課題というそうですが、「人生の各年代には乗り越えなくてはならない課題があり、それを解決しないと危機的な状況が訪れる」、ということだそうです。

なるほど、と思いました。

思えば、40代になってからは、20代後半の凄い充実感や、30代の子どもたちととともに、また、仏法に出会って、人生を100%肯定してきた時代のかげかたちが消え、東日本大震災の修羅場から仕事に適応できない二年、そして、44歳の最大最多の危機の連続(現在進行形)は、まさに解決していかなければ、というより立ち向かわなければいけない課題と向き合う時期なのだと。

それが出来たかどうかは、死の手前の老齢期に人生に満足や感謝ができるかどうかということです。

死に方やその時期はコントロールできるものではありませんし、死に際の心持ちこそが人生の良し悪しを決めるというのもいささか極論が入っていますし、老後を見据えて今を生きるというのは正しくないと考える自分がいますが、少なくとも、老いて胸に平和と安寧を抱けるか、不安や怒りしか持てないかは、それまでの生き方の総決算が見えるバロメーターにはなる気がします。

何が人生で一番大事かを自問自答しないと解決できないような課題を突きつけられた場面で、どれだけ真剣に向き合って考え、自分なりに行動したか。
これが、重要であることを再確認させられた言葉でした。